表紙絵に見る『奇譚クラブ』と『風俗草紙』

2011/07/14

『奇譚クラブ』は、1947年(昭和22年)10月から1975年(昭和50年)3月までの28年の長期間(通刊325号)にわたって発刊されたアブノーマル雑誌で、戦後のSM文化に多大な影響を与えた。
最初はカストリ雑誌の1つとして吉田稔により創刊されたが、やがて編集に参画する須磨利之の影響で、1952年(昭和27年)春頃から責めや縛りを中心としたマニア雑誌へと変貌していく。(中略)
団鬼六や沼正三は奇譚クラブで育った文筆家である。溝口健二、三島由紀夫、渋沢龍彦、寺山修司など奇譚クラブを愛読していたアーティストも多い。(参考:奇譚クラブ - SMpedia)

一方、風俗草紙はと言うとこんな感じ。
1953年(昭和28年)に、氏家富良により作られた雑誌。活発な宣伝で部数を上げたが、当局の目につき摘発が相次ぎ休刊に追い込まれる。奇譚クラブを離れた須磨利之、八木静男、中川彩子、秋吉巒などの一流の絵師を揃えると共に、伊藤晴雨、高橋鐵、松井籟子などの豪華執筆陣を集めた。
1953年(昭和28年)7月号〜1954年(昭和29年)10月号まで臨時増刊号を入れて17冊。日本特集出版社(参考:風俗草紙 - SMpedia)

画像は海外サイト DRTENGE にて紹介されていたものから表紙のみ抜粋。
とても美しいグラフィック。特に奇譚クラブの表紙はリリカルでポエジー、よい意味で内容を裏切ってる。すばらしい仕事です。
































(Kitan Club, 風俗草紙 and other publications. / 懐かしき奇譚クラブ)

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Comment
奇譚クラブの表紙絵
こういう事らしいです。

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